特徴
「プラムコット」の外見はスモモと変わらず、平均果重は70g程度です。果皮色は全体に一様に赤く着色し、断面で見ると果肉は黄色で、種子の周りも着色はありません。
旬の時期
7月中旬頃から8月中旬頃までとされています。
味
食味は甘味は強くはないのですが、酸味がとても弱く、その分甘く感じられるそうです。
歴史
プラムコットと呼ばれるものはスモモ(プラム)とアンズ(アプリコット)の掛け合わせで生まれたハイブリッド種で、厳密には大まかな交配の割合によってプラムコット、プルオット、アプリウムの3つのタイプがあります。しかし日本ではまだあまり認知されていない事もあり、それらすべての総称として用いられていることが多いように見受けられます。スモモ(プラム)やアンズ(アプリコット)には沢山の品種があり、それらの交配組み合わせによってプラムコットにもいくつもの品種が生み出されています。
産地
プラムコットの栽培面積や収穫量などの正確な記録は見当たらず不明ですが、主な産地はスモモの主な産地と同じく山梨県や長野県だと思われます。