はじめに
ナスは膝くらいの高さまで成長してきたら、実の重さなどで倒れてしまいます。それを防ぎ、また成長する方向を調整するために支柱立てを行い、そこに枝を誘引します。
今回はナスの支柱立ての中で、基本である二つの方法について紹介します。
ナスの一本仕立て
これが最もシンプルな方法で、上からまっすぐ伸ばしている数本の枝に沿うように支柱を刺していきます。支柱は強風で倒れてしまわないように15cm程度の深さで刺しましょう。上から見ると、しっかり枝に沿っているかが確認できます。

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ナスのV字二本仕立て
一つの株から枝を二本伸ばし、写真のように二本の支柱をV字に交差させて立てます(合掌造り)。 この仕立て方では、日当たりと風通しが良くなり、色付きの良い実を収穫できるうえ、葉による風すれの傷もつきにくくなります。

3本仕立てもこれと同じような方法で支柱を真ん中にもう一本立て、支柱一本につき一本、合計3本の枝を這わせます。
おわりに
ナスには4本仕立てをはじめ、他にも多種多様な支柱立ての方法がありますが、倒れさえしなければどの方法でも構いません。2本仕立てまたは3本仕立てが最も一般的な方法として知られています、初めての方はこの2つから始めてみるのが良いのではないでしょうか。